瑠璃色レンズ

レンズ越しに見たこと、思ったことを綴ります。

ペーパーレス化が進まない

私は今、アシスタント的な事務の仕事をしています。

 チーム内の役割分担で、私が主にサポートする男性社員(以下、ボス)は私よりおそらく20年以上は社会人として働いていると思います。

大先輩なのに…いや、だからこそなのか…?ちょっと困ったことが。

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ペーパーレス時代に於いて尚、紙が大好き

エピソード① 印刷

2人で打ち合わせをすることが度々あるのですが、そこで使うExcelの資料を必ず印刷してくるのです。必ずです。

両面印刷または2アップにすれば紙1枚に収まるのに、何も設定しないので大体2枚しかもカラーに。その上、セルに収まりきらなくて中途半端に隠れている文字を発見。

あぁ…もったいない!!印刷するならせめて紙とインクを節約してーー!!セルのサイズも調節してくださーーい!!と、心が叫ぶ。

流石に、紙を1枚たりとも使ってはダメだとまでは思いません。ただ、ボスとの打ち合わせに使う資料に関しては、紙不要と考えています。

なぜなら、その資料はあくまで暫定版で、打ち合わせの内容を反映させて初めて完成するものだからです。

つまり、その紙はその場限りになってしまうのです。もう…無駄無駄無駄無駄アァ!!と、心のDIO様が叫ぶ。

とは言え、大先輩ともなるとそろそろ画面を見続けるには目がお辛いのかもしれません。印刷の設定変更のやり方も分からないのかも…と思えばこの状況も仕方ないのかな…なんて、どうにか持って行きたいところですが、どうしても納得できないことがあります。

それは、ボス本人の分のみならず、私の分まで印刷してくること。

一度やんわりと「パソコンで見ますから、私の分は印刷しなくても大丈夫ですよ~」と言ってみたことがあります。

するとその時は私の分は印刷されなかったのですが、次回には「一応印刷しました」と紙を差し出され、さらにその次は何も言われず用意され、今や2人分印刷(合計4枚)がデフォルトとなってしまいました。

あまりにもったいなさすぎるので、裏側をメモ用紙として使おう!と思ったら、セキュリティ的にNGで断念。ただシュレッダーされる運命と相成りました。

 

エピソード② 手書きの指示書

もうひとつモヤっとするのがこちら。

午前中、ボスがパソコンで案件の一覧画面を眺めながら、何やらメモ…そして「今日はこれお願いします」と紙を手渡されるのです。

紙そのものが嫌なわけではありません。

私は文房具が好きなので手書きの良さというのもわかります。だからこそ、一時的な使用ですぐ捨てることになる紙がもったいないと思ってしまう。それに、やたら紙だらけになって机の上が散らかるのが嫌というのもある。

隣の席なんだし、わざわざメモを渡されなくても口頭で言っていただければ私が自分の手帳なりパソコンなりにメモしますよ。もしくは画面上でコピペしてチャットツールで伝達、それを口頭で補足してくれれば一番速いんですが、どうもチャットツールはお嫌いらしい。

 

業務効率化する気がない?

上記で挙げた話は紙に関することでしたが、ボスには他にもいろいろとモヤっとエピソードがあります。それらに共通するのは、無駄を省いて効率良く仕事をしようという気持ちがなさそうだなということ。

ボスはアシスタントと違って目標の数字を持っているので、達成に向けて効率的に仕事をした方がいいのではと思い、時短・効率化になりそうなことを提案してみるのですが、なかなか響かない。

物腰は柔らかな人なのに「自分のこれまでのやり方を変えたくない」という姿勢は頑ななようです。

最早、時短・効率化を求めようとするのは私のワガママで、ボスにとってはお節介なのか?じゃあもう余計なことはせず、とにかく彼に合わせて仕事するしかないのか?と、半ば諦めに近い気持ちを抱くこともしばしば。

 

ただ、この状況をチームのマネージャーは良しとしておらず。私の意見も聞いてくれて、いろいろと改善策を練った上でボスへの指導を試みるようです。

果たしてボスは変わるのか…?少しは期待しつつ、当面はシュレッダーの元へ通う日々が続きそうです。