猫と触れ合って感じたこと
先日、機会があったので初めて猫カフェに行きました。
私は今まで動物を飼ったことがなく、猫に触れるのも親戚が飼っていた子を何度か撫でさせてもらった程度。
なので、特別猫が好きというわけではないのですが、興味本位で行ってみました。
流石に人間に慣れている様子の猫たちは、客などお構いなしに各自のんびり過ごしていました。備え付けの猫じゃらしを振ってみても、そんなもんもう見飽きたと言わんばかりに無反応。
しかし、カリカリ(別料金)を買い、給餌用スプーンを手にするや否や、音もなくわらわらと近寄ってくるではありませんか。おお、これは可愛い…と、そっと撫でても嫌がらずに受け入れてくれました。
猫に触れたとき、真っ先に感じたのが「骨格」でした。
これは別にそのカフェの猫たちがガリガリにやせ細っているというわけではなくて、自分の肘や膝に触れたときのように、関節の形を掌に感じられただけです。
いくら見た目がモフモフでフワフワでも、当然ながらぬいぐるみとは違う触り心地で「生命」の重みがそこにはありました。猫やその他の動物を飼っていて、普段から触れ合っている人からすれば当たり前のことなのかもしれませんが、私にはそれが何だか怖く感じられたのです。
猫の可愛さよりも「生き物の命を預かるって大変なことだな」という思いの方が強く印象に残った、猫カフェタイムでした。
かねてから、へんないきものチャンネルをよく見ているせいでもあるかもしれないけど。
猫に限らず、もしも将来動物を飼うことになったら、その時はもう十分すぎる程に準備をして、お金も空間も余裕を持って迎えたいと思うのです。