瑠璃色レンズ

レンズ越しに見たこと、思ったことを綴ります。

メールに社風は表れる

転職を経て、通算10年くらい社会人として働いています。

今は2社目なのですが、新卒で入社した1社目の会社とは、当然ながらいろいろと違うところがあります。

1社目はややお堅い社風、2社目は体育会系のノリを持つイケイケな社風という感じです。業界も全然違うので、2社目で働き始めた頃は結構カルチャーショックを受けました。

顕著なのが、社内でやりとりされるメール。

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テキスト形式メールかHTML形式メールか

テキスト形式は、載せられるのは文字のみで、画像の挿入などができません。文字の装飾もできません。ごくごくシンプルな文字情報のみですね。

 

HTML形式は、画像の挿入ができるし、
こうやって文字を大きくすることや
文字の色を変えることなどができます。

目立たせたいキーワードがある時なんかに便利ですね。

但し、容量が大きくなる、ウィルスが仕込まれる危険性があるといったデメリット面もあります。

 

お堅め1社目では

必ずテキスト形式メールで、画像や図表などが必要な時は添付ファイルとして送信していました。

入社当初は、社内で多く使われていたメールソフトがそもそもテキストしか表示できなかったので、必然的にそうなったのでしょう。

しかし、ある時から全社員がOutlookを使うことが必須となり、HTMLメールも使える環境になりました。それでも、テキスト形式でメールをやり取りすることは変わらず。

一度、間違えてなのか何なのか、全社向けメールがHTML形式で送られてきたときには、各所から顰蹙を買っていたものです…。

余計な装飾はせず、簡潔に伝えることが良しとされていました。 

 

イケイケ2社目では

そんな1社目とは対照的に、こちらはHTML形式が多用されています。
いやもう本当、最初はビックリしました。

 

特に、目標の数字についてのメールなんかは、

今月末までにあと○○件!決めましょう!!!!

とか、

○○さん、目標達成!!おめでとーーーう(≧▽≦)

みたいな。

カラフルで、デカ文字で、デコレーションの嵐!!

さすがにこんなノリは社内向けのメールだけですが。

メールの役割が、単に情報を伝達するだけではなく、士気を高めたり、連帯感を持たせたりするものになっているんだと感じます。

 

これが社風の違いなのか

営業職など多数の会社と関わる職種の方だと、業界や会社による社風の違いに気付く機会があるのかもしれませんが、私は1社目で他社と関わることがあまりなかったので、社風とは何なのか、ピンとくる例が思い浮かびませんでした。

しかし2社目を経験することで、1社目と比較して違いが見えてきて、業界、会社によってこんなに違うなんて面白いなと思います。

なんとなく、社員の人柄にも表れているような。

社風が人を育てるのか、社風に合いそうな人が採用されるのか、社風に合わない人はさっさと辞めるのか、どれもあるのかもしれないですね。

 

私自身は、1社目の社風の方が自分の性格に合っていると思うのですが、だからこそ、2社目では新鮮な発見がたくさんあって楽しいです。たまに、このノリについていけないと思うこともあるけれど。