書写をやってみた話
最近、こんなツイートが話題になっていました。
字が汚いけど万年筆買って良かったって話。(1/3) pic.twitter.com/MeeloXnmuK
— いくたはな🖋漫画家 (@suitondiary) 2021年6月12日
うーん。わかる。文具の沼は深い。
私はインクや万年筆に昔から興味がありましたが、ハマったらキリがないから危ないと、長らくネット上やお店で眺めているだけでした。
しかし、先日ご紹介した有隣堂のYouTubeチャンネルや、Twitter、Instagramの文具アカウント等を見ているとつい「ちょっとだけなら…」となり、現在3つのインクボトルと4本の万年筆を所持するに至っています。あ、ガラスペンも1本ありました。
まだ沼の浅いところだとは思いますが、これから更にズブズブになるかもしれないですね…え?もうハマってる…?
さて、道具が揃ってくると、ちゃんと使いたいという意欲も湧いてきて、先日書写に挑戦してみました。
Twitterのハッシュタグで #朝活書写 や #飯テロ書写 といったお題がたくさんありまして、しかも短文なので気負わず始められます。沼への道は初心者にも優しく舗装されているのです。
初挑戦。#飯テロ書写#ハイエースネオクリア
— 瑠璃@はてなブログ (@ruri_iro_lens) 2021年6月24日
二十四節気インク #清明 https://t.co/SUh1AhZqSg pic.twitter.com/abbQTvR3KO
しかし思い返せば、子どもの頃は字を書くことは特に好きではありませんでした。
国語は得意な方でしたが、漢字ドリルで何回も同じ字を書くのは苦行だと思っていたし、作文もどちらかというと面倒くさくて嫌い。
じゃあ何故今になって書写をしたいと思ったのだろうか。
「お気に入りの道具を使いたい」のはもちろんのこと、考えてみたら、大人ならではの自由度の高さゆえなのかもしれません。
子どもの頃、学校での勉強としての書写や作文は「課されたもの」であり、大人に決められたお題で、評価されるように仕上げないといけない不自由さを窮屈に感じていたように思います。それで、書写や作文自体が好きではないと思い込んでいたけど、そこから自由になった今は純粋に、書くことを楽しめている気がします。
「はー、このインクの色いいなぁ♡」とか「このペン超かっこいい…!」とか思いながらニヤニヤして書いているので、傍から見ると気持ち悪いかもしれないですが、ストレス解消、メンタルヘルスにも良さそう(笑)
字を書くことが好きな方もそうでない方も、お手持ちのペンで書写を始めてみませんか?意外な発見があるかもしれません。
ついでに深~い沼の入り口に出会ってしまう…かも⁉