「有隣堂しか知らない世界」が好きだ
ここ最近、ハマっているYouTubeチャンネルがあります。
有隣堂という本屋さん(と見せかけて思いがけぬ物をいろいろ売ってるお店)が運営している「有隣堂しか知らない世界」です。
私の好きな文房具に関する動画を検索しているときに出会いました。
某番組を彷彿とさせるタイトルにつられて動画を見てみると、テロップの出し方や編集もそっくりで、TBSに怒られないか心配になるレベルです。
しかしながら!
内容はとにかくオリジナリティにあふれていて面白いのです。
基本的に、R.B.ブッコローという鳥のキャラクターと、有隣堂の社員の方との会話によって成り立っている番組なのですが、まあこのブッコローの毒舌というかツッコミというかキレのある一言が痛快なのです。
あまり興味のないテーマの回でも、ブッコローのツッコミ見たさについつい再生ボタンを押してしまう。
一方の有隣堂の社員さんもまた個性的な方々ばかり。
文房具王になり損ねた女、文房具バイヤーの岡﨑さん。
ブッコローと岡﨑さんのやり取りが秀逸!
ハイトーンボイス清少納言、折橋先生。
(2021年3月をもって、惜しまれつつ有隣堂アルバイトをご卒業)
J-POPを古文に訳すこちらの企画。ただ辞書どおりに変換するだけでなく、折橋先生の解釈がまた素晴らしく、観ながら舌を巻くばかりでした。
以前から有隣堂は客として利用していましたが、よくぞこんなに逸材が…と、見る目が変わってしまいましたよ。
たまに社員以外のゲストが登場することもあり、作家の新川帆立先生のこの動画を見て、私は本を購入しました。もちろん有隣堂で(笑)
これらはほんの一部で、まだまだ紹介し足りない程です。
テーマ毎にいくつか厳選して、また改めて記事にしてみようかな。
そんな「有隣堂しか知らない世界」ですが、毎週火曜日に新しい動画が更新されます。
とても楽しみにしている一方、こんなハイペース更新でネタ切れにならないか心配しています。そこで勝手ながら、いつか取り上げて欲しいテーマをひとつ考えてみました。
それは…
彩りの10色!有隣堂ブックカバーの世界
有隣堂で文庫本を買ったことがある方ならご存知かと思いますが、紙のブックカバーをかけてもらう際、10色の中から選べるのです。私は、購入する本の表紙に合わせるとか、その日の気分でとかまあ適当に選んでるんですが、特に人気のある色があるのか?各店舗で傾向があるのか?などなど、薄々気になっていました。
もしこれを関係者の方が読まれていましたら、ぜひご検討よろしくお願いします。
…と思ったら、過去に取材されていらっしゃいました。
でもこちら2013年の情報なので、やはりブッコローのツッコミと共に最新の状況も知りたいところです。
2021年4月を振り返る
月末にブログを書く。というのがルーティンになりつつあります。
毎日書いている人は本当にすごいなぁと尊敬しますが、人それぞれやりやすいペースで続ける方が、結果的には長続きするのかもしれませんね。
この1ヶ月の間にも、世の中は色々動きがありました。
3度目の緊急事態宣言発出。
私の勤める会社は相変わらず、完全在宅とはならず出勤と在宅のシフト制のため、仕事の面では大きな変化はありません。
ただ、休業する飲食店が多くなったことで、危うくランチ難民になりかけました。
会社があるエリアは結構大きなビジネス街でお店もたくさんあるのですが、見た感じ半分くらいが休業。その割に出勤する人はそこまで減っていないので、開いているお店にお客さんが集中して混雑していました。
果たして、これで感染対策になってるのか?むしろ逆効果では…?
まあ、自分もその一端を担ってしまっている訳ですが…
せめて次からは、ピークの時間を外したり、少し遠くまで歩いて混雑していないお店を探したり、密を避けるためにできることをしようと思った次第です。
お弁当を持参すれば、ランチ難民なんて悩みとは完全に無縁。
それでも昼休みくらはオフィスから離れて伸び伸びしたい。毎日違うものを食べたい。
色々と制限のあるこのご時世ですが、少しは楽しみが欲しい!
今の自分にとってはそれがランチタイムなのです。
それと、売り上げが減っているであろう飲食店に少しでも貢献したいという気持ちもあります。もちろん一人で行って黙って食べています。もくもく黙食。
ゴールデンウィークも遠くには行けず、不自由な状況はまだ続きそうですが、ささやかな楽しみを大切に日々を過ごしたいものです。
春の訪れと、少しの寂しさの話
私の住んでいる地域は、すっかり寒さも和らいできて過ごしやすい季節になりました。
外出時はダウンコートがスプリングコートに替わって身軽になり、家に居る時はひたすら眠いです。春ですね。
先週末は髪を切りに出かけたついでに近所を散歩し、束の間のお花見を楽しみました。
春は出会いと別れの季節なんて言いますが、先日少し寂しい出来事がありました。
ここ2年程、愛読していたブログがどうやら削除されたようなのです。
そのブログは、書き手の方が社会人として働いてきた中で遭遇した、辛いことや苦労、それを乗り越えた経験などが具体的に綴られていました。
休職や退職、キャリアチェンジについて、経験を踏まえた解決策も書かれていて、今同じ悩みの最中にいる人にはすごく参考になる内容だったと思います。
その他にも、失敗談も含めたブログ運営の記録なんかもあり、ブログ初心者の私は何度も読み返していました。
貴重な体験談が読めるからというだけでなく、書き手の方の真面目さや優しさが伝わる文章が好きだったのも、愛読していた理由です。
ところが先日、ブラウザのブックマークからそのブログにアクセスしたところ「ページが見つかりません」と表示されました。
念のため、検索エンジンからアクセスしても結果は同じ。削除されてしまったのは間違いなさそうでした。
理由はわかりません。
勝手な想像でしかないですが、アクセス数が芳しくなくて書き続けるモチベーションが落ちてしまったのか。はたまた、何か別の事情があったのか。
悔やまれるのは、私がその人の文章が好きだと伝える機会がなかったこと。
コメント欄がなく、個人で作成されたサイトだったので、はてなブログのように読者登録やスターをつけることもできなかったのです。
もし再開されることがあったらその時は、どうにかしてご本人へ伝えられたら。
あなたの文章が好きです。励まされたり、勉強になったり、時には笑えたりしました。
また書いてくれて嬉しいです、と。
なんだかしんみりしちゃいましたが、ブログより楽しいことを見つけられたのかもしれないし、新しい門出だったらいいな😊
舞い散る桜の花びらを見ながら、そんなことを考えた春の一日でした。
「個人の記録」が持つ魅力~幕末の日記と現代のブログ~
先日、NHKのBSで「英雄たちの選択スペシャル 大奥贈答品日記」という番組を観ました。
元々は2019年に放送された番組の再放送で、何となく面白そうなテーマだったので録画していたのですが、期待以上に楽しめました。
番組のあらすじはこんな感じです。(公式サイトより引用)
250年の歴史を持つ大奥。その最後の最高権力者として知られる「瀧山」の日記が見つかった。
テレビ初公開!番組では6か月にわたり徹底調査、天璋院や和宮、歴代将軍など幕末の要人と瀧山の間で贈り贈られた「貢物」の記録だった。
閉ざされた女だけの空間でどんな贈り物がどんな目的で行き交っていたのか?日記の行間からは、男たちの政治の世界とつながり暗躍する女性の姿が。
今回の調査でまったく新しい幕末が見えてきた。
江戸城の大奥と言えば、過去にドラマ化や映画化もされていて有名ですが、その実態は、あまり史料も残っておらず謎に包まれているのだそう。将軍のプライベート空間なので当然と言えば当然です。
そんな中発見されたこの記録、瀧山の子孫に当たる方のお宅に保管されていたものだそうです。自然災害や戦災に遭うことなく100年以上残っていたことがまず、奇跡的ですごい!!
記録を検証してわかったこと
幕府内で異例の昇進をした人物から、お礼の名目で品物が瀧山に贈られている。このことから、瀧山が幕府の人事をも動かせる力を持っていたことが推察されます。
また、第十四代将軍・徳川家茂と和宮の婚礼を取り仕切ったお礼にと、和宮から贈り物をされていたり。
大小を問わず様々な出来事にまつわるヒト・モノ・カネの動きがつまびらかになり、幕末がぐっと身近に感じられました。
「個人の記録」の魅力
歴史研究の面から考えると、貴重な史料が発見されて凄い!という話なのですが、私はその史料が「個人の記録」であったことに一番の面白さを感じました。
というのも、瀧山は決して「未来の歴史研究に役立つように」なんて思いで書き遺していたわけではないと思うんですよね。(結果的にはそうなってるけど)
あくまで備忘録的なメモというか、仕事上の書類という位置付けだったはず。
でもそういう日常の記録だからこそ、遠い過去の歴史にも関わらず、立体感と温度感を持ってリアルに伝わるものがある。
それが本当に魅力的で、ワクワクして面白いと思ったんです。
実在する(した)けれど自分が行くことはできない時代・場所での出来事を、誰かの記録を通して追体験した気になれるって、すごく楽しい。
私がいろんな方々のブログを読むのが好きなのも、その楽しさを求めているからなのかもしれないです。
おまけ
今年の大河ドラマ「青天を衝け」は幕末からスタートしています。
主人公は渋沢栄一ですが、最後の将軍・徳川慶喜も重要なキャラクターとして描かれるようなので、チラッと瀧山が登場することもあるのかな?ちょっと期待してこちらも楽しもうと思います!
ブログ用Twitterアカウントのその後
先日、Twitterアカウントを開設したという記事を書きました。
ruri-iro-lens.hatenablog.com
相変わらず、ネットでビジネス系の方々にフォローされてはいますが、少し数が減ったようです。
どうも一定期間フォローバックしないアカウントは、フォローを解除されるみたいです。まあ、彼らの目的であろうフォロワー数増加に役立っていないので、当然と言えば当然かもしれません。
一方で、私からフォローや読書登録をした方々から、ちらほらフォローバックをいただけるようになりました。とても嬉しいです。ありがとうございます。
Twitterが本格始動すると、呟きに比べてブログを書くことが面倒くさい…という気に少しなりかけていたのですが(怠け者)、でもやっぱりある程度の長さで書いて推敲するのが、思考の整理として良いですね。今こうして取り留めもなく書いていて思います。
さて、もう明日から2月ですか。早いですね。
最近仕事でもプライベートでも、これといった目標がなくて割と真面目に悩んでいます。今年は何か目標を持って取り組みたいと思っているうちにもう1月が終わっちゃいます。
うーん、本当は向き合わないといけないことはたくさんあるんですけどね。将来子どもを持つかどうか、数年後、現職の契約満了後はどうするか、資産運用 etc…
こうして見ると、目標がないんじゃなくて「目標を決めてそれに向かって行動すること」から逃げているだけですね。
こんな時、友人たちと思いっ切り話してスッキリしたいな~なんて思いますが、アラサーともなると、仲の良い友人でも置かれた状況がそれぞれかなり違ってきます。
地元にいる/離れている、仕事している/していない、結婚している/していない、子どもいる/いない…
もちろん、そんな現状関係なしに話せば盛り上がることはできるんですが、なかなか本音を言い辛かったりします。考えすぎかもしれませんが、自分の悩みが他の人にとっては贅沢な悩みと感じられることもあるだろうし。
友人のことはとても大切に思ってはいるのにそんなことを考えて、加えてコロナもあって、何だか疎遠な今日この頃です。
だからこそ、こうしてブログに思いを書き綴ることが私にとっては一種のカタルシスになっているかもしれません。やっぱりTwitterだけじゃなくブログも大切にしていきたいと、改めて感じました。
ブログ用Twitterアカウントを作成したら起こったこと
2021年、新しいことを始めたいと思い、ブログ用のTwitterアカウントを作成しました。
https://twitter.com/ruri_iro_lens
何か確固たる目的があるわけではなく、読者登録している方々をフォローしたり、情報収集をしたり、記事の発信をしたり…ブログ活動の一環としてゆるく運営していこうかな~という感じです。
まずはアカウントを新規作成して「瑠璃@はてなブログ」という名前を付けて、アイコンの写真を設定したところで、数日放置していたんです。
すると、面白いことが起こりました。
似たようなタイプの人達からフォローされる
ツイートはまだひとつもない、プロフィールも書いていない。
(この記事の公開を、初のツイートにする予定)
そんな状態なのですが、数人からフォローされ始めたのです。
ほぼ情報がないアカウントにフォロワーが?どんな人だろう?
と思って見てみると、プロフィールに下記のようなワードがたくさん。
・WEBマーケで月収●桁!
・ネットでビジネス!
・ブログを収益化!
・公式LINE登録者●人突破!
お、おう…なんかスゴイな、いろんな意味で。
ブログを開設したというだけで、ネットで稼ぐ系の人間だと思われてるのかしら?
別にお金を稼ぐ目的で始めたんじゃないんだけどな(;'∀')
調べてみると、特定のキーワードを含むアカウントを自動フォローする外部ツールがあるようで。恐らく私のアカウント名に「ブログ」が入っていることで、キャッチされたのだと推察します。
そうでないと、プロフィールも呟きもないアカウントなんてフォローしませんよね。
もしかしたら「アイコンの写真が気に入ったから!」という人もいるかもしれませんが、もれなく数百人~数千人をフォローしているアカウントばかりだったので、手当たり次第にフォローして、顧客になりそうな人からのフォローバックを待つ戦略のように見えました。
でも私は、そういったアカウントはフォローバックしません。
ツイートもいくつか遡って見てみましたが、大体が似たり寄ったりで面白味を感じられませんでした。それぞれ違うことを発信しているのに、同じ匂いを感じるというか何というか。
ネットに限らずビジネス全般に言えることですが、同業のライバルがいる中でお金を稼ぐには、他との差別化を図ったり、固定ファンがつくようなコンテンツを提供する必要があるはずです。
失礼ながら、これで本当に稼げているのかな?と心配になります。
ブログもTwitterも、趣味でやっていきます
とまあ、こんなことがあり、ネットにおけるブログの立ち位置というものを実感しました。
ある人にとっては好きな物事の発信場所だったり、ブログそのものが趣味だったり。
そしてまたある人にとっては、お金儲けのツールなんですね。
知ってはいたけど、自分がそういう人達からフォローされることで、よりリアルに見えてきました。
ブログ等、ネットでお金を稼ぐこと自体が悪いとは思いませんが、私自身はそれを目的にしたくはないです。
単純に、楽しくなさそうだから。
ブログやSNSが人気になって、結果的に収入につながるならともかく、初めから収益を目的にするとなると、それはもう仕事ですね。
目標金額を設定し、達成に向けて戦略を立て、実践し、上手くいかなかったら振り返ってまた実践する…
って、PDCAですね。そういうのは会社だけで十分です。
記事が溜まってきたら振り返りもしたいけど、まずはとにかく楽しく気楽に、のびのびやりたい!
ということで、私は今のところブログもTwitterも趣味の範囲内でやっていくつもりです。アフィリエイト等を始めるとしても、ブログのオプションくらいの位置付けになると思います。
さて、件のフォロワーさん達は果たしてこの記事を読んでくれるだろうか?
2020年を振り返る
こんばんは。
2020年、大晦日。
今年も残りわずかになりましたが、駆け足で振り返ってみます。
年明け早々、大きな組織変更が決定し、新年度から新しい部署へ異動に。
慣れ親しんだオフィスや同僚と離れ、時を同じくしてコロナの感染が広がっていき、不安な日々でした。
最初は嫌々ながらの異動でしたが、悪いことばかりでもなく。
新たな出会いがあったり、在宅勤務ができるようになったり、自分の業務の幅が広がったり…
ブログで書きたいネタもコツコツ積み重なりました(っ´ω`c)
変化があっても意外と柔軟に対応できるもんだなぁと、いろいろな面で価値観がアップデートされたような一年でした。
プライベートでは何より、このブログを始めたことが大きな出来事でした。
スローペースながら、継続して記事を書けて良かった!
読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
来年も楽しくブログを続けられたらと思います。
素敵な2021年を✨✨